International Association Of Lions Clubs
1917年の最初の会議でライオンズクラブの名称が決定したとき、
百獣の王ライオンが象徴する強さや高潔さといったあらゆる善なるイメージを意図するだけのものであり、 名称変更を希望するものもいたという。
◇新しいクラブが各地に結成され、 既存クラブにも数多くの新会員が入会する昨今、ライオンズクラブの名称の由来について、 改めて質問されるむきが少なくない。
1960年2月メルビン・ジョーンズの創立者としての権威ある書簡によれば「ライオンズ」 名称の由来は次のとおりである ◇
「ライオンズ」という名称は、動物のライオンによって象徴される意味において私が選んだものです。
一般に想像されるライオンの資質―勇猛と怯懦、賢明と愚鈍、善意と悪意などのいずれであるか―については、
人々の意見もまちまちでしょうが、ライオンを一つの象徴としてみるならば、それは「徳行」を具現するものと申せましょう。
この名称は、出たら目につけたものではありませんし、またこじつけた新語でもありません。
紀元前2200年の昔からライオンは、すべてよきものの象徴でした。それゆえにこの名を選んだのです。
勇気、強い力、活動力と誠実という四つのすぐれた資質のために、この名称が選ばれたのです。
特に誠実はライオンズ会員にとって特別に深い意味を持つものです。ライオンは古今を通じ、どこの国でも誠実さの象徴とされています。それは友人に対し、自己の職務に対し、また、
自己の属する団体に対して誠実であることを意味します。
一方、協会名を変えようという運動が発足後2年間続けられた。
改称論者は第一次大戦で勇名をはせた陸軍部隊「レインボー」 や創立クラブの一部にあった「ポーテックス」の名を主張した。そんな時、
1919年シカゴにおける第3回大会の初日の昼食会においてハルステット・リッターというデンバーの若い弁護士が
「ライオニズムの力」と題してスピーチを行った。彼はライオンズの名に触れ、次のように述べた。
「これは、我々が常に賞揚してやまない資質―友愛、親善、個性、意志―のすべてを備える百獣の王の名と同じであるばかりでなく、
我々市民としての真の意義と基盤を表すものと私は確信します。すなわち、L (Liberty)
I (Intelligence) O (Our) N (Nation's) S (Safety)であります。皆さん、
これをバナーに記し、心に刻みこみ、万人を魅了するに違いないこの文字を高らかに揚げようではありませんか」
話が終わったとき、ライオンズの名称は確固となった。後年、この文字の組み合わせは協会のスローガンとして採択された。
会員とクラブが、
ともに一つになって進むことを意味する。円の中にある大きなLは法(Law)、自由(Liberty)、労働(Labor)、
忠誠(Loyalty)、愛(Love)、生命(Life)、ライオン(Lion)、を象徴するものである。
ライオンの顔は2方向を向いているが、これは非利己的な奉仕をあらゆる方向に向かって行うことを意味し、かつ、
1頭は過去の輝かしいライオンズの歴史を見守っており、他の1頭は前途遼遠たるライオンズの未来を見つめている。
(ライオンズクラブ役員必携より)