「人生が荒れ狂う嵐に襲われ、暗闇に包まれたとき
夢がしおれ、絶望にみわれたとき
遠く離れた海岸にたつ忠実な灯台のように
ライオンが一筋の光となって、道を示している」
歌「希望の光」より
2010〜2011年度 国際テーマのハイライト:希望の光
奉仕にフォーカス:
2010〜2011年度、各地区は、人道奉仕における発展に向けて行動を起こすよう奨励されていました。私たちは「希望の光」となり、「われわれは奉仕する」のモットーを「照らす」必要があります。近年の経済危機、そして世界規模の天災や人災の発生に伴い、「実地参加型」の奉仕がますます重要となってきています。これまで以上に、ライオンズを必要とする多くの恵まれない人々がいます。また、人生に意義を探し求めている人々や、奉仕をすることに自分の時間を使いたいと考えている人々もいます。奉仕に力を入れる2010〜2011年度、私たちは下記をする必要があります。
○奉仕に光を
私たちは、リアルタイムで成果を示すテクノロジーを活用し、世界規模の奉仕キャンペーンを実施します。私たちのキャンペーンは、会員を一人残らず意味のある奉仕に参加させるものとなります。私たちは、「奉仕と使命のデータベース」を通じてライオンズの奉仕の使命への献身を新たにすると同時に、公認奉仕プログラムを推進することにより、新会員を引き寄せています。
私たちが積極的にサポートする奉仕戦略は下記のとおりです。
・「グローバル奉仕実施デー」を実行する。
・「First Servis Pledge(奉仕の誓い)」に
・「国際会長の奉仕ブログ」について読み、情報を広める
・「奉仕ニーズ調査」に対する情報及び資料を提供する
○PRに光を
奉仕と効果的なPR活動を切り離すことができません。ライオンズクラブ国際協会のウェブサイトに掲載されている資料や情報を活用しながら効果的なPRプログラムを企画するとともに、「希望の光アワード」についての情報も公開します。また、クラブには「看板奉仕事業」を設けるよう奨励します。
○会員に光を
ライオンズは自分たちの行っていること、つまり自分たちの活動が人々の暮らしに役立っていることに誇りを持っています。奉仕事業の数を増やして、「奉仕といえばライオンズクラブ国際協会」と言われるよう評判をしっかり築くことで、ライオンズの会員は、その一員であることを誇りにすることができます。私たちは地域での奉仕事業を向上させることで会員維持率を高め、さらに新会員を引き寄せていきます。また、「輝かしいスタート賞」の詳細も知らせます。
○青少年に光を
さまざまな青少年関連プログラムの実施を通じて私たちは青少年が奉仕を重視するよう促し、将来に向けて彼らを準備します。そのために私たちは以下を行います。
・テクノロジーとソーシャルネットワーキングを利用し、今日の若者を奉仕に関与させ引き込む。
・「青少年大使」を設ける
・「国際青少年音楽コンクール」を普及させる
・視覚障害を持つ青少年(1〜13歳)を対象とする作文コンテストに知識を深める
○指導力育成に光を
奉仕事業の実施を通じて、会員は自己の指導能力を発揮する機会を得ることができます。リーダーとしての可能性を秘めた人を見出し、育てていくために私たちは下記を行います。
・「ライオンズ基礎メンガー・プログラム」の使用を推進・奨励する
・クラブ役員とゾーン・チェアパーソンを対象とする実用的な実務研修を実施する
・オンライン研修資料や研修コースの活用を奨励する(リーダーシップ情報センター/ライオンズ学習センター)
・指導的責任を担うよう、ライオンズに奨励する
・指導力育成の機会について、新会員/会員候補者に伝える
・地域で行われる研修プログラムへの参加を促す(ライオンズ・リーダーシップ研究会及び講師育成研究会)
○チャリテーに光を
ライオンズは奉仕するだけでなく自己の財源から寄付もします。私たちはLCIFへの支援を強調し、増大させる必要があります。これを成し遂げるために私たちは以下を行っていきます。
・LCIFの各種プログラムと、それらが一人ひとりの人生に及ぼす影響について理解を深める
・クラブ及び個人からのLCIF献金を推進する
・献金と推進において複合地区/地区のLCIFコーディネーターと連携する


2010-11年度国際会長プログラムシド L.スクラッグス III

私が住むノースカロライナ州のアウターバンクスには世界一高い、煉瓦造りの灯台があります。1807年に建てられたハッテラス岬灯台は、2世紀以上にわたり、船Mりのための希望のシンボルとして存在してきました。大西洋が流れるこの地域は、ハッテラス岬の沖を除き、絶好の航路でした。このすぐ近くではメキシコ湾の暖かい海流と冷たいラブラドル海流がぶつかり合います。これが海に激しい暴風雨を起こさせ、大波をうねらせるのには理想的な条件を作り出します。ハッテラス岬の灯台は、望みをすべて失くしたと思った何千人もの船乗りに進むべき方向を指し示し、船を安全な港へと導きました。

現代の船舶には最新の航行補助器具があり、衛星システムが搭載されているにも関わらず、灯台はいまもなお世界中の海岸で光を発しています。時を越え、進路が分からなくなった人々や助けを必要とする人々の希望の象徴となり続けています。かつて灯台の最上部で手作業によりランプを照らした灯台守はとうの昔に機械に取って代わられましたが、その明かりは今なお重要です。

ヘレン・ケラーは困っている人々に明かりをもたらす手助けをしてくれるよう、ライオンズに求めました。私たちはその呼びかけに、他のどの組織もかなわない規模で応えました。そしてライオンズの奉仕の明かりはこれまでに増して今日もさらに重要なものとなっています。もちろん、テクノロジーのおかげで私たちの暮らしはいっそう便利になっています。また、生活の質を高めるだけでなく、多くの場合、人類を苦しめてきた病気の根絶をも可能とした医学の進歩を誰もがありがたく感じています。しかし、私たちの暮らしを向上させてくれた進歩は語りつくせないほどたくさんあるにもかかわらず、人と人との交流の必要性に取って代わるものはないのです。奉仕をしようと差し出される手の代わりとなるものは一切ありません。
ボランティア活動という確固たる土台の上に築かれたライオンズクラブ国際協会は、1917年以来恵まれる人々に希望をもたらしてきました。私たちの歴史を通じてライオンズは暗闇と絶望に閉ざされた何百万もの人々が健康で幸せな生活を送れるよう光を照らしてきました。ライオンズの会員一人ひとりが一筋の光を放っています。それは、それぞれの目に、笑顔に、そして行動に見て取ることができます。
「別の魂から発せられた一筋の光が、私の心を閉ざしていた暗闇に射しました。そうして私らは、自らを見つけ出し、私を封じ込めていた暗くて音のしない囲いから抜け出すことができたのです。」

ヘレン・ケラー
これからの一年間ともに航行していくにあたり、途中で思いがけない障壁や岩だらけの海岸線、嵐、荒波に直面する可能性もあるでしょう。しかし、205ヵ国に130万を超える灯台があります。行き先を照らし続けるライオンズの会員たち、希望の光となり続けるライオンズの会員たちがいるのです。
皆さんの会長としてお願いします。奉仕の光を明るく輝かしてください。ともに、恵まれぬ人々そして安全な場所とより良い明日を探し求めている人々のための光と希望の象徴となり続けようではありませんか。
私はライオンズを通じて、そしてライオンズから多くを学びました。大きな課題を任せられ、こうしたチャンスをいただいたことに心より感謝しております。いまこそ恩返しをするときが来たのです。
「ライオンズこそ、より良い明日をもたらしてくれる人たちだと人々が頼りにしていることを、私はライオンズに気付いてほしいのです。ライオンズは希望の光なのです。」






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